沖縄県立那覇工業高等学校

校長挨拶

那覇工業高等学校 校長 比嘉 淳

本校は、浦添市の南端、安謝川沿いに位置し、交通の便がよく、学校の周辺は工業系企業や近くには国立劇場おきなわがあります。産業と文化の共存する活力あるユニークな教育環境に取り囲まれ、本年度は創立50周年の記念すべき年を迎えます。

 全日制は、「機械科」「電気科」「自動車科」「グラフィックアーツ科(※以下、GA科)」「服飾デザイン科(※以下、FD科)」、定時制において は、「機械科」「電気科」「電子機械科」があります。専門高校の特色を生かして、各種資格・検定指導に力を入れています。 特にアーク溶接、ガス溶接、危険物、電気工事士、工事担任者、情報技術検定、パソコン利用技術検定、計算技術検定、ガソリンエンジン整備士、グラフィック デザイン検定、CS技能評価試験(ワープロ、表計算)、ホームページ作成検定、家庭科技術検定(食物調理、被服製作、和服製作)、ファッション販売力検定 等に多くの合格者が出ています。

 各種コンテストや競技大会ではめざましい活躍があります。工業系では、溶接大会、旋盤競技、相撲ロボット、アイデアロボット、ロボットアメリカン フットボール、マイコンカーラリー、スターリングテクノラリー、自動車整備やエコデンレース大会等で活躍し、特にエコデンレースにおいては、ワイパーモー タ部門で全国7連覇を達成するなど、すばらしい成果を納めています。また、GA科では写真や映像、CG部門等で上位入賞を果たし、FD科では、ファッショ ンデザイン等の各種コンテストでの入賞や産業教育フェアにおけるファッションショー等で活躍しています。

 部活動は、全日制は野球部、バスケット部、ハンドボール部、硬式テニス部、弓道部、バドミントン部、機械工作部、自動車工作部、電気工作部、ファッションデザイン部等を中心に活動しています。定時制は、軟式野球部、サッカー部、バスケット部、陸上部、バドミントン部、テニス部が頑張っており、軟式野球部は全国大会にも出場しました。

 那覇工業高校は、「工業祭」、「学園祭」、「体育祭」を3年のサイクルで実施しており、平成27年度は「第15回学園祭」を予定しています。多くの方々のご来場をお待ちしております。

 ものづくりに興味を持っている中学生の皆さん、本校で技能や知識を身に着け、将来産業界で即戦力となって頑張ってみませんか。皆さんは無限の可能性を秘めています。私たち教職員は頑張る皆さんを全力で応援します。

教育目標・校訓

 憲法、教育基本法及び学校教育法の精神に則り、人格の完成をめざし、生徒の個性の尊重を基本とし、創造性と国際性を培い、産業社会の有意義な担い手として世界に通用する人材の育成をめざす。

1.自主:自らを律し、自ら判断し、高い目標を掲げて主体的に学ぶことができる人間の育成

2.勤労:自他を大切にし、敬愛の念をもって責任ある行動のできる人間の育成

3.敬愛:自国及び郷土の自然や文化に誇りを持ち、世界に飛躍して活躍し得る国際的な知見と行動力を備えた人間の育成

教育方針

1.人間尊重の精神を培い、豊かな人間性の育成と個性の伸長を図り、心身ともに健康で社会の発展に寄与できる人材を育成する。

2.学力の向上をめざし、自ら学ぶ意欲と豊かな創造性を培い、主体的に判断して行動できる人材を育成する。

3.専門教育が産業や社会の発展及び国民生活の向上に果たす役割を理解させるとともに、国際的な視野に立ち、誠実で研究心旺盛な実践力に富む人材を育成する。

4.望ましい職業観・勤労観を身につけ、主体的に進路を選択・決定できる能力と態度を育成する。

平成28年度の重点目標

(1) 魅力ある学校、新時代に対応した学校づくりの推進

① 各科・コースの特色や生徒の活躍を中学校や地域に積極的にアピールする。

   ② Webページ、学校案内パンフレット等、あらゆる機会を通して広報の充実を図る。

③ 各科の「体験教室」等を積極的に推進する。

   ④ 産業教育フェアへ積極的に参加し、本校の存在感を広く地域にアピールする。

⑤ 全生徒・全職員が一丸となって学校行事に取り組む。

⑥ PTA、同窓会、後援会、地域関係機関と連携を深め、学校課題の解決を図り、開かれた学 校づくりをめざす。

(2) 健全な心身を持った生徒の育成と中途退学対策の推進

① 凡事徹底を推進し、基本的生活習慣のしっかりした生徒を育成する。

② 清掃活動やボランティア活動に積極的に取り組む公共心を持った生徒を育成する。

③ 自他の生命の尊厳を理解し、他者への思いやりの心を育み、健康で安心・安全に学習できる環境を整備する。

④ 関係機関と連携した交通安全指導の充実により無事故・無違反をめざす。

⑤ 生徒が充実した学校生活を送れる環境づくりを推進し、休学・中途退学状況の改善に努める。

⑥ 部活動や生徒会活動に積極的に参加する人間性豊かな生徒を育成する。

(3) 個に応じた進路指導の充実と進路決定率の向上

   ① 生徒・保護者への進路情報提供を充実させ進路の早期決定に努める。

② 進路相談、進路講話、インターンシップ、宿泊研修会等の充実により進路意識の高揚に努める。

③ 地域・関係機関との連携協力、情報交換等により就職先の開拓と拡大に努める。

④ キャリア教育の充実を図り、職業観・勤労観を育み、目標を持てる生徒を育成する。

 (4) 主体的に学ぶ生徒の育成とものづくりや資格取得指導体制の充実

   ① 授業改善により「参加する授業」、「わかる授業」をめざし、学習意欲の向上、単位取得率の向上に努めるとともに卒業未認定者を出さないよう工夫する。

② 相互の授業研究、校内研修、ICT活用を推進し、授業力の向上に努める。

③ 専門教科に関する知識・技能を修得させ、ものづくりや課題研究などを通して更に技術力・実践力を身に付けさせる。

④ 各種資格・検定取得指導体制を充実させ、生徒の意欲向上に努める。

⑤ 「朝の一斉学習時間」の充実を図り、学び直し、家庭学習、読書活動に取り組ませ、学力の向上に努める。

   ⑥ ユニバーサル授業、特別支援教育の視点を取り入れて生徒理解、わかりやすい授業に努める。

 (5) 学習環境の整備と定時制との連携充実

  ① 教室や実習室等の整理整頓及び校内美化と明るい環境づくりを推進する。

  ② 全日制と定時制との共通課題について、相互理解を図り連携を強化する。